10-2 page.1

長らく温存していた、FF10-2プレイ記録のリライトだ。
いろいろあったが予定通りに始めることができる。
Blackが「人生の教訓」と評する至高のストーリー、その続きを見に行こう。

前作と同じく、Vita版を使用する。










START 2018.09.21 23:09


Sep.21

FF10t-01

始める前に、オープニングを見よう。
注目すべきはBGM「久遠~光と波の記憶~」、FF10-2どころかFFシリーズ通してもトップクラスの名曲である。
しかしサントラはCCCDという規格のせいで、iTunesに入れられなかったという思い出もorz
HD版のサントラではこの問題は解消されている。

今回の物語は、ルカから始まる。
これからスタジアムでライブが行われるようだ。
リュック:ユ・リ・パ レディ――ミッション・スタート!

なんと驚いたことに、ライブの主演はユウナ!
今やスピラで知らない人はいない英雄となった。
最初だけ前作の服装で現れるという演出もある。
歌は「real Emotion」、Blackにとっては大学時代におけるカラオケの定番だ。

その一方、観客席ではひと騒動。2人の観客が警備を殴り倒している。
1人は前作でおなじみのリュック、もう1人は新たな仲間のパイン。
曲が一区切りついたところで、2人はステージに乗り込む。
どうやらこのユウナは偽者らしい。
ここで最初のバトルだ。

前作と異なり、ATBが再び採用される。
だがFF9までと比べて大幅に進化した。
まず前作のCTBの要素が加わり、行動によって次のターンが来るまでの時間が変わる。
さらに今回はゲージがたまる速度は一定で、長さが異なる。この方がわかりやすい。
加えて、今作から2人以上が同時に動くことができる。
タイミングを合わせて攻撃すれば、チェインが発生してダメージが増えたり
ひるませ続けて敵の行動を遅らせたりとメリットが大きい。

偽ユウナを追いかけ、ルカのポートエリアへ。
2番ポートにいるモーグリの着ぐるみに話しかけておこう。

3番ポートに入ると、ウノー&サノーという2人組が登場。
続けて銃の音が・・・その主こそ、本物のユウナだ。
新たな服装に新たな武器で、物語の――いや、ライブの始まり。
ユウナが持つ銃は「Tiny Bee」といい、こちらの世界ではPS2のコントローラーとして販売された。
ハンドガンにしては重いらしい。

続いて偽ユウナが現れる。正体はルブラン。
リザルトプレートとドレスフィアという、2つの重要アイテムを使い変身していた。これらの詳細は後述する。
バトルになるが、ここは歌姫になって「くらやみダンス」を使えば問題ない。

Mission complete!


これにてオープニングイベントの前半が終了。
飛空艇セルシウスに帰還する。
前作で一通りスピラを歩き回ったので、今回は最初から飛空艇が利用可能だ。
物語全体を通して、ここが一行のホームとなる。

1か月ほど前、ビサイドから家出したユウナは(「永遠のナギ節」参照)
リュック達が結成したスフィアハンター・カモメ団の一員となった。
というより、すでに実質的なリーダーである。
スピラの各地には、歴史や真実が封印されたスフィアが数多くあり
それを発見する流れができているという。
いずれ後述するが、スピラ自体もこの2年で大きく変わっている。

ちなみに、セルシウスの名は摂氏を意味する。
前作の飛空艇ファーレンハイト(華氏)に対抗してつけられたらしい。

メンバー全員に話しかける。
まずリーダーは、前作にも登場したアニキ。リュックより3つ年上の兄だ。
ユウナと話したいがために、スピラ語を覚えた。
今回もアルベド語辞書はある。道すがら集めよう。

次にダチ、アニキの親友だ。
前作でもファーレンハイトに乗っていたらしい。

メンバー最年少のシンラは、スフィアの分析やデータ管理を行う情報担当。
ただならぬ「何か」を感じるのは気のせいか?

そして、ハイペロ族のマスター。
居住区におり、ショップを担当する。

機関室には宝箱が4つ。ストーリーが進むと中身が復活するので、忘れず回収しよう。


・・・と、スフィア反応が感知された。
場所はガガゼト山の遺跡。霧が消えたことで発見された新エリアだ。
早速乗り込もう。

遺跡は山頂近くにある。
目がくらむような高さに、ユウナが落ちそうになる。
アニキ:大丈夫か~?
リュック:だいじょばない~!
説明するまでもないだろうが、大丈夫じゃないという意味である。

しかし、その時は考えてもみなかった・・・。
まさか、ポケモンでこの台詞を何十回も聞くこととなろうとは。

アニキは無視して、ユウナを引っ張り上げるリュックとパイン。
ユウナ:ありがとう、ちょっと危なかったよね
ちょっとどころじゃなかった気がするのだが。
こういう意味で余裕かませるようになったのは、経験ゆえか?


直後、ルブランが再び現れる。側近のウノー&サノーも。
こういうトリオって昔のアニメの定番だったような気がしないでもない。
彼らもやはりスフィアハンターで、ルブラン一味を率いる。
数多くの戦闘員を擁する大所帯だ。
バトルになるので、盗みつつ仕留めよう。

その後は、山頂目指してルブラン一味と競争だ。
道中で下っ端戦闘員ともエンカウントする。
野生の魔物はアーリマンにダイブペッカー、黄のエレメンタルなど前作でも見かけた顔ぶれが多い。
ただし、名前はほとんど変更されている。


ここらでバトルについて。
一言で言えば「バトル中にジョブチェンジできるジョブシステム」である。
ジョブはスフィアとして入手し(ドレスフィアという)、
それをリザルトプレートにセットし使う。

初期設定では、ユウナはガンナー、リュックはシーフ、パインは戦士だ。
これに加え、歌姫を最初から持っている。
インター版以降は、お祭り士が追加。ユーザー考案のオリジナルドレスで、大賞を取った作品だ。

リザルトプレートには、2~6個のドレスフィアをセットできる。
1人につき使えるリザルトプレートは1つだけだが、共有は可能。
全部で64種類あり、中にはとんでもなく入手が難しいものも。
また最大で4つのゲートがあり、これを通るようにドレスアップ(ジョブチェンジ)すると
ステータス上昇やアビリティ使用可能などの特殊効果が得られる。これはそのバトル中のみ有効だ。

初期所持の「歩みはじめる者」の他、さっきシンラから「攻めの方陣」をもらっている。
装備すると攻撃力と魔力が+5、ゲートを通れば一時的にだがさらに上がる。


6分以内にたどり着けば勝利となるが、他作品の時間制限イベントと異なり
バトル中は残り時間が減らなくなっている。
道に迷いさえしなければ、問題なく勝てるだろう。
2分ほど残してクリアした。

スフィアを手に入れる前に、ボリスパイダーが出現。大きなクモの魔物だ。
通常攻撃が2ヒットするため、チェインが成立する。ダメージは40ほど。
他に「ネバネバ」でストップをかけてくる。
この時点では防ぎようがないが、時間経過で解除されるのであせることは無い。

こちらからは攻撃あるのみ。
ユウナが炎の指輪を装備しているので、ファイアを使ってみたら結構なダメージが出た。
FF7や8と同様、序盤は魔法の方が有効か?


セルシウスに帰ってくると、アニキが転がってくる。
ユウナを追って飛び降りたらしい。
選択肢が出現。「やさしくする」を選ぶと、隙を突いてアニキが抱きつこうとし・・・
リュックに蹴られましたとさ。

入手したスフィアの映像は、どうやら1000年前のザナルカンドのようだ。
ある青年の声が入っているが、誰の声だ?
この映像に何か意味があるとは思えない。スカか。
黒魔導士のドレスフィアとして使えるくらい。
(実のところ、これはひとつの伏線なんだが)
誰かが言っていたな、冒険とはハズレもある福袋だって。

0:46 Comp: 6%
ユウナ:Lv4 リュック:Lv5 パイン:Lv5



Sep.22

続いてのスフィア反応は、ビサイド島とザナルカンド遺跡から来ている。
この時点から、飛空艇で好きな場所に行くことができる。
どの順番でどこに行くか、何をするか、プレイヤーの選択がFF10-2の物語を作る。
メインストーリーだけ追うなら実は結構短いが、代わりに寄り道要素が無数にあるので
どれだけイベントを見て行くか考えどころだ。

イベントが起きる場所には、「Active Link」がつく。
ただし1つ言うなら、これがつく場所に行くとストーリーが強制進行することも少なくない。
できるだけイベントを見るならば、これらは後回しにすること。
結論から言えば、前述したビサイド島とザナルカンド遺跡の両方をクリアすると強制イベントになる。
より難しい後者を後回しにして、その間にスピラを一巡りしよう。

FF10-2のストーリーは、Lv1~5の5章に分かれる。今はLv1だ。
これが進むごとに発生するイベントや、各地に出る魔物が入れ替わる。

また、難易度が5段階で表示される。これは敵の強さから出される。
Story Lv1においては、マカラーニャが頭1つ抜けて難しい。後回しにしよう。

この画面には、コンプリート率が表示される。
FF10-2のストーリーをどれだけ見たかを表す。厳密には、特定の台詞を聞くごとに上がる。


というわけで、ビサイドに降り立つ。
各地のBGMも一新されているが、中でもビサイドはFF10-2を代表する名曲のひとつだ。

FF10t-02

何も言わずに飛び出して行ってから、初めて帰ってきた。
早速ワッカが現れる。説明不要、前作の仲間の1人だ。
前の旅が終わってから半年後、ワッカとルールーは結婚した。
もうすぐ子供が生まれる。

聞いたところだと、カモメ団の活躍の噂はビサイドにも届いているらしい。
ワッカ:しっかし、なんちゅうか・・・だいぶ雰囲気変わったなぁ
「永遠のナギ節」のラストで、リュックが用意してきた新しい服がこれだ。
ピンクと白をベースにした、活動的な服だ。
スタイルよくないと着られない?

別のところでは、意外と背が高いとも言われる。
2年前から1cm伸びて、162cmになった。
とはいえFFキャラは全体的に日本人より高めであり、
FFのヒロインとしてはこれでも低い方に入る。

ビサイドの住民にとっては、この服装のユウナを見るのはおそらく初めてだろう。
映像までは伝わってきてなさそうなので。
横道に逸れるが、スピラにもスフィアを利用したモニターならある。前作のルカで確認できる。
ビサイドまで通信が届くかどうかはわからないが・・・厳しいか。

あと変わったといえば、ユウナの一人称が「わたし」から「私」に変わっている。
いたストSPでミラーマッチをやると・・・
ユウナ:私のお店とわたしのお店を交換してくれないかな。・・・なんか変なの
この違いを利用したネタ台詞が飛んでくることもある。


FF10-2では初めて、ユウナが旅に出たきっかけが話題に出る。
キマリが見つけたという、ひとつのスフィア。
そこに、ティーダらしき人物がどこかで捕まっている様子が映し出された。
前作に続き、ティーダは名前で呼ばれることがない。

ついでに言えば、スフィアの内容はPS2版のFF10-2にて収録し直されている。
元々はこれより激しくティーダがまくし立てる様子が映されていた。
HDリマスターでは「永遠のナギ節」でもこちらになったので、
古い方の映像はPS2版のFF10インターでしか見ることができない。


ルールーとも話した後、村で1泊する。
翌日、ワッカがスフィアを探しに行ったというので後を追う。

前作で初めて村に来る時通った、沈んだ谷には行けないが
他はほとんどの場所に行くことができる。
外ではもちろんエンカウントあり。
この序盤も序盤で鉄巨人が出現。逃げるのも正義だ。

たまに強敵が出たりもするが、今作の難易度は基本的に低めになっている。
というより、システムとの兼ね合いでゲームバランスを調整すること自体が難しい。
バランス調整はプレイヤーが受け持つものと考えよう。
具体的には、「白魔法の使用禁止」と「同じドレスは同時に1人まで」の制限をつける。
FF経験者ならこれでちょうどいいだろう。

ここでは、まだ3人とも初期ドレスのまま変えない。
積極的に盗むを駆使し、少しでも資金を稼いでおく。「ギルをぬすむ」も使おう。
前述の制限により、回復は主にポーションを使うこととなる。
稼げるうちに少しでもポーション代を稼いでおく。

スフィアがあるのは、封印された洞窟だ。
しかし、スフィアに魔物は付き物。フレイムドラゴンとのバトルとなる。
攻撃力が高く、フレイムブレスは全体に200とかなりの威力。
炎の指輪を持っていれば、それを装備して半減できる。
攻撃は氷属性が有効だ。アイスブランドやブリザドを使おう。

ドレスフィアの白魔導士を入手。
Blackはこれが4周目のFF10-2となるが、まだ1度も使ったことが無い。

スフィアは、ビサイド島の滝が映し出されているのみ。
滝の下に宝箱があるくらいか。

ワッカが探しているのは、弟のチャップが昔話していたスフィア。
なんでも、彼らの親が撮影したものだとか。
今となってはそのスフィアが実在したのかどうかもわからないが。

父親として、子供をどう迎えるか。
ワッカの悩みに答えは出ないまま、この話は一区切り。
Story Lv2以降で続きが描かれるということだ。

1:25 Comp: 8%
ユウナ:Lv5 リュック:Lv6 パイン:Lv6



Sep.25

ザナルカンド遺跡にActive Linkがあるが、その前に行ける場所に一通り行ってみる。
前回書いた通りマカラーニャも後回しにして、あとは前作訪れた順番に。

ということで、まずはキーリカ。
2年前に訪れた時『シン』によって壊滅したが、青年同盟主導で復興された。
そのため、町に住む人のほとんどが青年同盟を支持している。
一方の新エボン党派は町から追い出され、寺院に集まっているようだ。

新時代を迎えたスピラに、この2つのグループが現れた。
どちらを支持するかは、時に対立の火種となりかねない。
あのドナ&バルテロですら、別れて生活しているというから驚きだ。

FF10t-03

ドナの家の屋根に出ると、1500ギルが入った宝箱が。
なぜこんな場所に置いているのだろう?

この時点では、キーリカの森や寺院へは行けない。
町を一通り回ったら次へ行こう。


続いては、オープニングの舞台でもあったルカ。
あのライブの舞台裏が明かされる。

ルブラン一味に盗まれたリザルトプレートを取り返すべく、ルカを訪れた一行だが
なんと偽ユウナがコンサートを開くという情報が。
もちろん乗り込むが、ユウナが行くとすぐ見つかるので1人待機となる。

FF10t-04

これがカモメ団秘蔵のドレスって・・・。
もとより暑いルカで、これを着るのは体力的にもきつい。

しかも、なぜか風船配りをするハメに。
ユウナ:頼まれると断れないっていうか、断る前に話が終了っていうか・・・
これは変わってない部分のひとつだ。

ミッションを終えると1度飛空艇に戻るが、もう1度ルカを歩き回ってアイテムを回収しよう。
スタジアムの通路では、リンに出くわす。
彼が新たに売り出すのは、スフィアブレイクという新たなゲーム。
近日中に大会を開くという。要チェックだ。


ミヘン街道では特にイベントは無いが、様子が大幅に変わったことがうかがえる。
ここに限らず、スピラで機械が普及し始めている。ここではホバーに乗ることが可能だ。
その一方、2年前までいたはずのチョコボを見かけない。

そこから東のキノコ岩街道には、青年同盟が本部を置いている。
新時代を作ろうとする者達が集まる、スピラ三大組織の1つだ。残る2つについてもいずれ書く。
元討伐隊の面々が中心で、ルチル隊やマローダがいる。
「永遠のナギ節」で登場したヤイバルにも会う。この1か月で小隊長に昇格した。

リーダーのヌージは、討伐隊では有名だった戦士だという。
作戦会議中で、この時は出番無し。

本部ではメイチェンにも会える。
メイチェン:語ってもよいですかな?
話題は、この2年のスピラについて。長い話になるが全部聞いておきたい。

まさに激動の日々だった。
エボン寺院の一強体制が崩れ、民衆はスピラの歴史を探し始めた。これが真実運動だ。
未来を作るなら、まずは歴史を学ぶこと。基本である。
真実運動の先駆者はトレマといい、1年前に新エボン党を設立した。
それに対抗してできたのが、青年同盟だ。


順番は前後するが、キノコ岩街道を進む間はミッションが発生。
霧が出ている間はエンカウント率が上がるので、待つべし。
ここには強敵トンベリが出現。HPが9999もあるので、まともに相手するのは面倒だ。
ギルだけ盗んで、さっさと逃げよう。

谷底に降りて進むと、封印された洞窟にたどり着く。
マローダと今作初めて会うのがここだ。
そして、アカギスフィア9を入手できる。
2年前に起きたある事件を描くこのイベントは、10個のアカギスフィアを全て集めなければ最後まで見ることができない。
これを見なければFF10-2をプレイしたことにならない。そのくらい重要だ。


次に向かったのはジョゼ寺院。
ビサイドやキーリカと異なり、地域との結びつきがないこの寺院はあっさり放棄された。
そこに住み着いているのは、アルベド族の技術者集団「マキナ派」。
リーダーのギップルは、リュックやアニキとは昔から交流があるようだ。

FF10t-05

かつてアルベドのホームがあったビーカネル島の砂漠で、発掘を行っている。
作業員を外部から募集中。実際に発掘をするかどうかは任意だが、採用されておかないと話が進まない。


すぐ北は幻光河。
この2年でずいぶんと旅人が増えた。平和になったことを実感する。
特にここは景色目当てに来る人が多いのだろう。

ただし、危険が無くなったわけではない。
魔物は数こそ減っただろうけど、相変わらず出没する。
考えてみれば、新たに召喚士になることができなくなったので
将来的には異界送りができる人がスピラからいなくなる。影響が出そうだ。

さらにここでは、出てくるのは魔物だけではない。盗賊も現れる。
輸送車を護衛するミッションの途中でも、何度か出現。
ハイペロ族:ひえ~、盗賊おそわれる~?
逃げられる前に盗賊に話しかけ、バトルを仕掛けよう。

このミッションは、プロモーターのトーブリからの依頼。
旅人が多く訪れる幻光河で、イベントを準備中だという。
報酬にスフィアを出されたら、スフィアハンターとしては黙ってられない。
リュック:降参です!
魔銃士のドレスフィアだ。今作における敵の技を使用できる。
ラーニングの機会に備え、常にリザルトプレートにつけておこうかね。

これで大体半分近くか。次行ってみよう。

2:43 Comp: 17%
ユウナ:Lv8 リュック:Lv8 パイン:Lv8



Sep.29

グアドサラムは、グアド族の街。
だがしばらく前に、彼らはここから出ていった。

代わって、スフィアハンターのたまり場となっている。
スピラの中心に位置するとあって、どこに行くにも便利だからだ。
代々の族長が住んでいた館も、今ではルブラン一味の本拠地に。
なお、異界には入れない。

雷平原もノーイベントだが、行くだけ行っておきたい。
2年前の旅で、リュックは気も狂わんばかりに騒ぎ立てた。
重度の雷恐怖症だったのである。

ところが、今では平然としている。
この雷平原で、1週間キャンプして治したらしい。すさまじい荒療治だ・・・。

前作と違い、雷避けをする必要は無い。
旅人が増えて事故が続いたため、アルベド族が避雷塔の調整に着手。
今では大幅に危険度が下がった。


マカラーニャを飛ばして、次はビーカネル。
2年前までアルベドのホームがあった島だ。

リュックが道案内を買って出るが、頼ったら砂漠で遭難するハメに・・・。
砂嵐を避けるために、キャンプが移転されていたらしい。

ここではジョゼ寺院でギップルからもらった紹介状を見せ、発掘を1度行えばミッションコンプリートとなる。
ただし出現する魔物は結構強い。
特にボルトドレイクは全体200ダメージのサンダーブレスを持つ。速攻で仕留めよう。


2年前は飛空艇で乗り込んだ、ベベル。今回は歩いて訪れる。
ユウナはここで生まれ、7歳まで住んでいたのだが、あまりいい思い出は無いらしい。

そういえば、「永遠のナギ節」で新エボン党首の息子が縁談を申し込んでいたな。
だが、親子揃って追放されたらしい。
代わって現在党を率いるのは、議長のバラライだ。

FF10t-06

三組織のリーダーでは最もおとなしそうだが、実は腕利きの戦士である。


ナギ平原は、歴代の大召喚士が『シン』と戦った地。
しかし今ではすっかり観光地に。
青空と銀色、2つの公司が各種アトラクションを開催している。
遊ぶことはもちろん、公司の宣伝を行うこともできる。
なお、南東にあったレミアム寺院には今回は行けない。

その北は、ロンゾ族が住むガガゼト山。
前の旅が終わった後、キマリはここに帰り新たな長老となった。
新たな時代が来たこの時、一族をまとめるのは簡単なことではない。
2年前にシーモアが起こしたロンゾ虐殺事件により、ロンゾとグアドが対立しており
少なくないロンゾの戦士がグアドとの戦争を望んでいる。


さて、そろそろマカラーニャへ行こう。
寺院にいた祈り子が消え、湖の氷が解けている。
さらには森も消えようとしている。

ここではまず、グアドサラムから逃げてきたグアド族と会う。
前作にも登場したトワメルから、斬騎王のドレスフィアをもらえる。
これは1人1つあるスペシャルドレスの1つで、パインのみが使用できる。
バトル中にリザルトプレートに装備した全てのドレスにドレスアップすると、
このスペシャルドレスが解禁される。
また、オプションパーツが2つ付属しており発動すると本人とともに戦う。
その代わり、2人の仲間はバトルから一時外れる。

今回のイベントでは、もう1人見知った人物が登場。
前作で何度も登場した行商人、23代目オオアカ屋である。
マカラーニャ湖の旅行公司を買って商売を始めたが、寺院が沈んで売り上げも激減。
アルベド族の借金取りに追われている。

かくまうか通報するかは任意。
前者の場合、オオアカ屋は飛空艇に乗り込みショップを開く。
彼の借金は100000ギルで、ユウナが買い物するごとに減っていく。
Story Lv3をクリアするまでに全額返済すればよい。
ここでの彼の店は全品2%引きで、現時点では珍しくハイポーションを販売している。
白魔法禁止の制限があるので、これが無いと今後はまともに戦えない。多めに常備しよう。

マカラーニャを後回しにした理由は、魔物が強いからである。
中でもヒュージゲルは恐ろしく強い。
通常攻撃は残りHPを1にする効果で、さらに各種ラ系魔法を使用する。
全体化ではなく、全員に同じ魔法を使用するという行動だ。ゆえに威力が下がらない。
防御面もHPが高い上に、物理攻撃がほぼ無効。
黒魔導士を育ててないなら逃げた方がいい。

もう1体の強敵はディープハイズォ。
範囲に120ダメージの「ディストーション」を連発する。
これは攻撃範囲が扇形になっているので、位置がよければ全員は巻き込まれずに済む。

マカラーニャの森の抜け道は今回も利用できるが、
オオアカ屋を追っている時は強制エンカウントが発生する上、高い確率で上記の強敵が出現する。
ヒュージゲルに勝てる自信が無いなら回避すべし。

3:53 Comp: 22%
ユウナ:Lv11 リュック:Lv11 パイン:Lv11



Sep.30

他に行ける場所全部回ったので、ザナルカンド遺跡へ。
召喚士の旅の目的地、そしてある意味本当の始まりの地。
ユウナ:あの時ここにいた7人の大切な思い出、他の誰にも話してないんだ

・・・なんだけど、いつの間にやら観光地と化している。
仕掛け人は、アルベドの族長シド。
スピラ4大種族のうち、2年前からリーダーが代わっていないのはアルベドだけだ。
飛空艇持ってるから、それで客を運べるってわけか。
今でも陸路で来るのはきつい。海路は・・・おそらく無理だろう。
できるのなら、召喚士が誰か試していてもおかしくない。

他には元召喚士のイサールや、その弟パッセに会う。
パッセはスフィアハンター・こども団のリーダーだ。

ルブラン一味と3度エンカウントしながら、エボンドーム・魔天へ。
2年前、ユウナ達はここでまやかしの希望を捨てた。

いきなり謎の声から、合言葉を求められる。
道中で聞いたのは「る」と「さ」だから「さる」だと思うんだが、頭に1文字足りない。
さらなるヒントは「声の主」だ。


奥に進むと、前作には無かった隠し部屋が。
目当てのスフィアはここだ・・・が、やはりボス戦。
リュック:合言葉聞かれたりして
パイン:「た・お・せ」だな
150ダメージの通常攻撃とカーズを使うが、大したことはない相手だ。

むしろ、道中で出くわしたベヒーモスの方が強かった。
通常攻撃で200、サンダラで320ダメージを与えてくる。
鉄巨人といいトンベリといい、こうも序盤から強敵が出てくるとなると
やはり時には逃げることも重要になる。

発見したスフィアは、半分に割れていた。
もしかすると、もう半分もどこかにあるのか?


飛空艇に帰るとすぐイベントが発生し、強制的にキーリカに降り立つこととなる。
すんごいスフィアの反応が見つかり、すでにスフィアハンターが大勢集まっている。

しかし実のところ、青年同盟と新エボン党の対立である。
目当てのスフィアはキーリカ寺院にあるようだが、新エボン党がスフィアを独占しようとしている・・・ってところか?

FF10t-07

争いの原因らしいし、横取りといこう。
今作で初めて訪れるキーリカの森を、封鎖をかわし、検問を合言葉で突破して進む。

問題はここも魔物だ。赤のエレメンタルがオーバーソウルした。
同種族のモンスターを何体も倒すと、倒された魔物の魂の力が流れ込む。それがオーバーソウルである。
ステータスが上がる上に、行動パターンも変化する。
赤のエレメンタルの場合は、全体100ダメージのファイアを連打。
HPを削れば魔力が下がるので、速攻で切り崩すのみ。

やはり、すんごいスフィアは寺院にあった・・・のだが、ゼロ式機士が出現。
威力の高いダブルアタックと、MHPの半分ダメージのブラストパンチに要注意だ。

とかやってたら、みんなの視線がこっちに。

FF10t-08

ユウナ:カモメ団、参上!すんごいスフィアはいただきます!
群衆の誰も何も反応できないまま、すんごいスフィアを持ち去られるのをただ見ることしかできなかった――。

Story Lv1 Complete!

4:36 Comp: 24%
ユウナ:Lv13 リュック:Lv13 パイン:Lv13



Oct.02

どう考えてもはしゃぎ過ぎた。
衆人環視の中、なぜあのようなことを・・・。
しかしひとつ言えば、むしろやるなら堂々とやれと言いたい。
でないと見てる方がいたたまれなくなる。

とにかく、スフィアを見てみよう。

FF10t-09

きっかけのスフィアと同じ、ティーダと思われる青年の目の前には
巨大な機械・・・いや、兵器があった。
アニキ:なんだよ、あの機械!

もう1つ気になるのは、レンという未知の人物もだ。
ユウナ:レンって誰よ
あんな別れ方した彼氏の口から別の女の名前が出てくれば・・・そりゃムカツキだよね。

さらにその夜、ユウナは謎の夢を見る。
どことも知れぬ建物の地下、ティーダとともに僧兵達から逃げる。
たどり着いた先には、すんごいスフィアに映っていた兵器が。
どう考えても偶然の一致ではない。何かある。
こんな夢を見たのは、歌姫のまま寝たせいだろう。


翌朝、すんごいスフィアを持っているのは危険だということで
青年同盟か新エボン党のどちらかに返す。
リーダー命令で、ユウナが決めることとなる。アニキ、逃げ癖ついてる?
パイン:カモメ団の評判もガタ落ちだ、特にリーダーのな
選んだ方からは感謝されるだろうけど、もう一方からは恨まれそう。
それにより、以降発生するイベントのいくつかが変わる。重要な分岐だ。
もちろん2周やって両方のルートを見るのがベスト。

今回は、青年同盟を選ぶ。盟主自ら迎えてくれる。
ヌージの話だと、あの巨大兵器はヴェグナガンと呼ばれている。
新エボン党がそれを利用しているということは
まさか、あれがベベルの地下にでもあるのか?

そのような噂は出るものの、もちろん青年同盟に入るつもりは無し。
エルマいわく「ひとりで悩んで突っ走るタイプ」のユウナには似合わなさそう。


続けざまに事件が発生。飛空艇にルブラン一味が侵入し、スフィアを盗んでいった。
ザナルカンド遺跡で見つけた、壊れたスフィアだ。
置き土産に別のスフィアを1個残して。飛空艇に乗ることができてハイテンションらしい。
パイン:なめられたもんだ
ユウナ:ムカツキ
リュック:その言い方やめなよ
こうした口調はリュックのマネらしい。

スフィアハンターとしては、取り返しに行くしかない。
ヴェグナガンも気になるといえばなるけど・・・
ユウナ:私たちは何?スフィアハンター・カモメ団よ!


ここまでやって、Story Lv2が本格的に始まる。
当面の目的は、ルブラン一味の戦闘員から制服を奪うこと。
もちろんアジトに乗り込むためだ。潜入作戦の王道である。
特に情報は無いので、片っ端からあたろう。

まずはビサイド。
ワッカを除くビサイド・オーラカのメンバーは、青年同盟に入った。
が、派遣されてきた教育係のベクレムはまさに鬼教官。
言動が非常にきつく、自分にも他人にも厳しい。

ベクレムとの勝負は、ガンシューティングで行われる。彼の得点を上回れば勝ちだ。
FF10-2に数あるミニゲームの中でも、特に楽しいもののひとつ。
やり込みたくなるが、高得点を取り過ぎると周回プレイで問題が起きるのでやめておく。

1周目の場合、ベクレムの記録は500点。
挑戦1度目で688点を取り、勝利だ。


キーリカは1分でイベント終了。
続いて訪れたルカでは、ニュースレポーターに転職したシェリンダと再会する。

ちょうど収録現場に出くわした。
スピラの三大組織やスフィアハンターの動向について一通り話した後、
いきなりユウナがゲスト出演することとなる。
ユウナ:・・・え?
パイン:じゃ、がんばって
結局巻き込まれるってわけだ。いつものことか。

話題はスフィアハンターとしての今の活動や、
すんごいスフィアを青年同盟に返したことに関してなど。

この仕事も押し付けられて始まったらしいが、なんだかんだで楽しそう。
それを受け、リュックとパインは「シェリンダに似ている人」の話をする。
目の前であからさまにそんな話をされれば、当人であるユウナにとってはムカツキだよね。


続いて訪れたミヘン街道でも、前作で会った顔と・・・あれ、会ったっけ?

FF10t-10

これは気づかなかった。
前作ではミヘン街道で1度会っただけだが、その時はかなり小さかったような。
いつの間にやらユウナと同じくらいにまで伸びている。
もっとも13歳でなら十分あり得る。前作の時が年齢不相応に小さすぎた。

ヒクリがここに来たのは、チョコボに乗るため。
ここ2年でさっぱり見かけなくなったね。旅行公司の貸しチョコボもホバーに移行したし。

・・・と思ったら、野生のチョコボが現れる。
ミニゲーム形式で捕獲だ。それほど難しくないが、リュックの道案内は信用しないように。

その後、チョコボイーターが現れボス戦。
戦う前に時間制限イベントがあるが、ここまでにクラスコと会っていれば時間が延長される。
これが無いと際どいかもしれない。
ガガゼト遺跡と同じく、バトル中は時間が経過しない。

チョコボイーターは200ダメージの通常攻撃の他、全体100のラ系魔法も使う。
意外な気がしたが、考えてみれば前作でもブリザドを持っていたのでおかしくはないか。

チョコボ捕獲に成功し、このミッションもクリア。

5:52 Comp: 29%
ユウナ:Lv14 リュック:Lv14 パイン:Lv14



Oct.05

キノコ岩街道では、洞窟でヌージと会う。
アカギスフィアを入手できるので、逃してはならない。

続くジョゼ寺院では特に無いが、今回は街道でイベントあり。
落としたスフィアを探し中の、ルブラン一味を見かける。
ユウナ:横取りしちゃおっか
パイン:考え方が染まってきたな
リュック:誰に~?
2年前だったらまず言わなさそうなことを。

首尾よく先にスフィア発見。ユウナのスペシャルドレス・フロラフルルだ。
と、そこに・・・
ウノー:いやー悪い悪い、わざわざ探してもらっちゃって
もちろん返す気は無し。

FF10t-11

このアップである。
前作と比べ、さらにフェイシャルモーションが進化したことを実感できるシーンだ。
ちなみにこの台詞、英語だと「No way!」だったか。

そこにサノーと戦闘員も現れ、バトルに突入。
ルブラン一味とのバトルでは、BGMに「お熱いのをくれてやるよ」が使われる。
バトルBGMには珍しい三味線が特徴だ。

久々のバトルとあって、以前よりかなり強い。
特にサノーがブラインボムとサイレスボムを使うので、アクセサリーで防御しておきたい。
ガンナーならアビリティで暗闇防御を持てる。ここまでに習得しておいた。
基本的には戦闘員の次にサノーを狙えばいいが、回避が高いので意外に手間取った。

勝ったところで、目当ての戦闘服を頂くか。
街道で服をひんむかれた女戦闘員は、あられもない姿のまま敗走していった。
こわーカモメ団こわー・w・


次は幻光河。再びトーブリに出くわす。
今回頼まれるのはチケットの販売だ。
後のことを考え、必ず10枚売り切りたい。
ちなみにチケットは転売という形になり、利益が出ればその分はもらえる。
9500ギルを持ち帰り。

グアドサラムは、今訪れても短いイベントのみ。
かつての宿屋で店番と話せば、情報売りを行える。
適切な相手に情報を転売し、高値で売る。なんと40000ギルも入った。

雷平原でシドと話したら、マカラーニャへ。
ここで起きる楽団員捜しのミッションも、忘れずこなしたい。
今回は抜け道を通ることとなり、ヒュージゲルに出くわす。
リバースショットや黒魔法、それに攻撃アイテムで何とか撃退。
ハイポーションを大量消費するので、連戦は厳しい。


ベベルはノーイベント。
続いてビーカネル島に向かうと、ナーダラからオアシスの調査を頼まれる。
目撃情報があった通り、ルブラン一味がいる。サノーと女戦闘員2人の編成だ。
サノー:一石二カモメ、とでも言っておこうか
リュック:出た出た♪
パイン:じゃ、シメてひんむくか

ジョゼ街道の時と異なり、攻撃を回避されることもなく軽く勝利。
クイックトリガーからの連続攻撃で決めた。

女戦闘員は2人いたはずだが、戦闘服は1人分しか入手できず。なぜだ?
他にはリュックのスペシャルドレスフィア、マキナマズルと
リザルトプレート「防衛の時」を入手した。


ミヘン街道のイベントを終えてから、ナギ平原にActive Linkが発生。
これを起こすと、クラスコが飛空艇を降りる。

彼が向かうのは、かつてのモンスター訓練場。
前作で、やり込みの舞台となった場所だ。
Blackも一応、すべてを超えし者を撃破した。

奥は洞窟になっている、かつて管理人がここで魔物を生み出していたのだろう。
今回も魔物が住みついており、掃除することとなる。

しかし、ここに出るクィーンクァールはかなりの強敵だ。
ガ系の黒魔法と、一撃必殺キルブラストを交互に使用する。
こんな頻度で仲間が倒されては、戦線を維持することもままならない。
ここで初全滅したorz
パイン:情けない・・・
このミッションはStory Lv2でクリアしなくても問題はない。後回しだ。
どうしてもというのなら、リザルトプレート「別れの宣告」のゲートに即死防御があるので
それを利用すればなんとか勝てるかもしれない。

あとナギ平原では、旅行公司に行っておこう。
ガガゼト山を下りたロンゾの少年2人組、リアンとエイドに会う。

先にザナルカンド遺跡に回る。
シドは商売を放棄したものの、まだ観光客がたくさん。
エボン=ドームの内部で繁殖しているサル、使えないか?

ということで、サル達の恋を実らせる「ないしょのミッション」だ。
フィールドを何度も往復することになる、今作でも特に面倒なイベントの1つであるorz
とはいえ、今後を考えると避けては通れない。10分ほどかけてクリアした。


ガガゼト山で、ルブラン一味の目撃情報が入る。
転送装置で登山洞窟に入って、少し引き返せば祈り子の断崖だ。ここを登る。

ロンゾも登らない「聖地」だが、実はここには温泉が。
直接来るのではなく、上に回り込むように進もう。
ちょうどそこにはウノーと戦闘員2人が。
と思ったらユ・リ・パが足場ごと落ちてきた!
ウノー:お助け~!
ちょうどいいことに、戦闘服を忘れ物してくれた。頂こう。

せっかくだし、このまま温泉に入ることに。
誰かがベタなことをするとは思ったが、やはりその役はリュックか。
リュック:ふーん・・・まいっか、あたしの方がピチピチだもんね
調子に乗り過ぎるものだから、ユウナとパインにシメられそうになる。

その後ルブラン一味と2戦すれば、ミッション終了だ。

これで戦闘服が3人分揃い、ルブランのアジトに潜入できる。
いざ!

8:16 Comp: 37%
ユウナ:Lv17 リュック:Lv18 パイン:Lv18


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